きなこすめ

ブルベ夏、敏感肌のコスメとあれこれ。肌弱くてもメイクしたい。

【ドクターズコスメ】は敏感肌に優しいってホント?

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こんにちは、きなこです。

 

突然ですが、「ドクターズコスメ」ってどんなイメージがありますか?

なんだか効果がありそう、とか

「ドクター」ってつくから信頼できそう、とか

お医者さんが作ってるならなんとなくよさそうだな、

みたいなイメージを持つ人が多いと思います。

本日はドクターズコスメとは何なのか、敏感肌の方が使えるのかどうか

敏感肌の私なりの見解を書きたいと思います。

 

ドクターズコスメとは?

法律の観点から見てみると

ドクターズコスメとは、医師や医療機関などの専門家が開発もしくは監修しているコスメを指すといわれています。

ただし、この定義は法律等で決まっているわけではありません。

だから別に医師が開発していなくてもドクターズコスメと言えちゃったりしていました。

 

えー!なにそれ!って思いますよね。

でもそれは過去の話。

2018年の薬機法改正により、「医師が開発」や「医師が監修」という文言を広告に使用することはできなくなりました

「大学との共同研究」、「医師監修」という広告表現もNGに!? | 美容法務ドットコム

医師が実際に開発していても「医師が開発」って言っちゃいけないってなんだか言論統制に近いような気もしますが、

医師がかかわっていないのに、さも医師が作ったようなことを宣伝することはできなくなったので、

その点ではよかったのかなと思います。

 

現在の主要ドクターズコスメの宣伝はどうなっているのか

そこで、「医師が開発」という言葉を使わずにどうやって宣伝しているのかなと興味を持ったので、

いろいろなドクターズコスメの公式サイトを見てみました。

(別に今回の記事に直接関係するわけじゃないけど興味本位で調べました。。興味ない方は飛ばしてください。)

 

「皮膚の専門家が作ったメディカルコスメ」(ドクターシーラボ

「ドクターケイの強みはクリニカル基準のカクテルビタミン」(ドクターケイ

「アンプルールは皮膚科医師が商品開発のディレクションを務めるドクターズコスメです。高瀬聡子医師のもと自社独自の厳密な効果測定基準を設け、肌効果が確認できないものは決して商品化しません。」(アンプルール

「素肌の美しさに向き合い続けた医師がたどり着いたのは、健康で美しい肌にはビタミンA(整肌成分)があふれているという事実」(エンビロン

「皮膚科学に関する専門的知見を有する製薬・化粧品会社などが、その豊富な研究結果から開発した化粧品であること、
乾燥肌、敏感肌、エイジング、しみやくすみなどの肌トラブルに対して、皮膚科学的見地からアプローチする機能性に優れた化粧品であること」(Amazonのドクターコスメカテゴリの説明

 

などなど、、

規制を守りながらうまく宣伝していて、企業努力がうかがえます。

私も仕事関係で少し薬機法の勉強をしたのですが、

複雑な法律の合間をかいくぐって文章を書くというのは本当に苦労します。

 

ドクターズコスメという言葉

でも、「ドクターズコスメ」という言葉自体については規制はないようで、

ブランドにもよりますが、普通に宣伝文句で使われています。

「ドクター」という言葉のイメージとは相反して、明確な定義がなく曖昧なものなんだということです。

 

そんな定義な曖昧なドクターズコスメってどんな特徴があるのか?

普通のコスメとどう違うのか?

その秘密は、含まれている成分にありました。

 

ドクターズコスメってどういう効果があるの?敏感肌には優しい?

私のドクターズコスメ使用歴

何年か前、あるドクターズコスメを使用したことがあります。

いわゆる、皮膚科に行くと棚に並べて販売されているようなものです。

化粧水を使用したのですが、肌に塗った瞬間からめちゃくちゃ肌にしみて

痛くて痛くてすぐに洗い流しました。

塗って数分経ってから肌が痛くなることはときどきありますが、

塗った瞬間からヒリヒリすることはほとんどないので、よっぽど肌に合わなかったのだと思います。

当時はドクターズコスメなら信頼できると思っていたので、とてもショックでした。

 

結局、ドクターズコスメとは何なのか

どうしてドクターズコスメが私に合わないんだろう、と考えました。

いろいろなドクターズコスメの成分表示を見ると、次のような肌の悩みへの効果が高いとされる成分が含まれていました。

・ビタミンA(レチノール):シワ改善

・ハイドロキノン:美白

・AHA:ピーリング効果 などなど

いずれも敏感肌に優しい成分ではなく、しわ改善や美白などに効果の高い成分です。

シワやくすみ、肌のざらつきなどに悩みのある方にはぴったりのコスメだと思います。

ただ、こういう効果の高い成分は、同時に肌への刺激にもなってしまいます。

 

つまり、ドクターズコスメは、

敏感肌に優しいコスメではなく、美容効果の高いコスメのことなんです。

医者が肌の悩みに合わせて開発したもので、確かに悩みがある人には効果があるかもしれないけれど、

敏感肌には効果の強い成分が逆に刺激になってしまうのです。

 

やっぱり敏感肌はおとなしく保湿だけしてるしかないのかなーと思います。

もっといろんなコスメを使いたい!

これからもいろいろなコスメを試して、もしよいものがあったら紹介したいと思います。

 

他にも敏感肌コラムを書いています。