こんにちは、きなこです。
本日は韓国コスメについて敏感肌の私なりの見解を述べたいと思います。
私と韓国コスメの出会いと別れと再会
私が韓国コスメを初めて使ったのは今から8年ほど前。
ちょうど東方神起とかKARAが流行っていた「第二次韓流ブーム(2010年~2012年頃)」のころ。
そのころは韓国コスメというとエチュードハウスやMISSHAがちょうど日本でも出始めたころで
韓国コスメというのは今ほどポピュラーではありませんでした。
某ブランドのクッションファンデーションを使ったところ
塗布した直後は何ともなかったのですが
30分ぐらい経ってから急激に肌が燃えるように熱くなり、
慌てて出先のトイレに駆け込んでクレンジングしました。
(デパートのトイレでクレンジングするなんて恥ずかしすぎて強烈に記憶に残っています。。)
それがきっかけで「韓国コスメ=危険」という図式が私の頭の中でできあがり、
韓流ブームがいったん終焉を迎えたこともあり、それ以来韓国コスメを使うことはありませんでした。
再び韓国コスメを使ってみたのは、数年前のこと。
第三次韓流ブーム(2017年~現在)が起こり、韓国コスメがSNSやYoutube等で話題になったころ。
性懲りもなく、韓国コスメ使ってみたいなあと思ってしまい、
たまたまいいタイミングで頂いたフェイススクラブを使ったところ、とっても良くて驚き。
(敏感肌のくせにスクラブってなめとんのかって突っ込みはしないでください…)
そこからCLIOのアイシャドウとかgoodalのスキンケア等にハマり、
現在に至っております。
韓国コスメって本当に危険なの?
韓国コスメ=成分が怪しいから危険、みたいな意見ありますよね。
私もそう思っていました。
でも2つの理由から、私はそこまで危険とは言い切れないんじゃないかなと思っています。
理由① 韓国国内での化粧品の安全性への関心の高まり
韓国では1999年の化粧品法(日本でいう薬機法)制定に伴い、輸入化粧品の規制緩和が行われました。
それから徐々に日本製の化粧品や欧米の化粧品が韓国市場に広く流通するようになり、
より簡単に海外の製品を消費者が入手できるようになりました。
それにより韓国国内ブランドと外資系ブランドとの競争が激化。
特に安全性に定評のある日本製の化粧品が人気となりました。
つまり、韓国国内のブランドでも「安全」でないと売れなくなってしまったのです。
このことは、「韓国版@cosme(アットコスメ)」の異名をもつ、
韓国の化粧品成分分析アプリ「화해(ファヘ)」の人気からも裏付けられます。
このアプリはすべて韓国語なので、韓国語が全くできない私は使っていないのですが
コスメの名前を入力すると、危険な成分が何個入っているか瞬時に表示してくれます。
また、日本のアットコスメと同じように口コミランキングも見ることができるようです。
韓国の女性はみんなこのアプリで調べてから化粧品を買うようです。
日本でも大抵アットコスメで調べてから購入するので似たようなものですね。
こんなアプリがあったら、韓国の化粧品会社もごまかしようがなく
安全な成分の商品でなければ売ることはできませんよね。
(日本にもこんなアプリが欲しい!!)
理由② 全成分表示の義務化
韓国では結構最近まで、化粧品に対して全成分の表示義務がありませんでした。
しかし、日本や欧米などの全成分表示義務の流れをくみ
2007年の化粧品法改正時に全成分表示が義務化されました。
日本や欧米ではかなり昔から全成分表示の義務があるため、韓国は結構最近まで全成分表示義務がなかったってことに驚きですね。
でも今は表示義務があるため、特に特定の成分で荒れてしまうという人はコスメを安心して選べるようになりました。
私なりの結論
私なりに考えた結果、
特定の成分に荒れるっていう人は日本製、韓国製、その他の外国製かかわらず、
その成分が入っていない商品を避ければいいし
韓国製だからってそこまで毛嫌いせず、自分に合うコスメを使えばいい
と思います。
最初にクッションファンデーションで肌荒れしたと書きましたが
日本製のクッションファンデーションでも荒れることがあるので
あれはクッションファンデという商品そのものの性質の問題なのかなと思ってます。
詳しくはこちらにも紹介しています。
化粧品がどこで作られたか、で毛嫌いするではなく
ニュートラルな視点で楽しくコスメ選びをできるといいなと思います。
長くなりましたが、ここまでお付き合いありがとうございました!
敏感肌の私でも使える韓国コスメたちはこちら。
参考文献:李賑培・著「韓国における化粧品の規制改革」, 経営学論集JABA